「ほてり」は「冷え」のサインだった!!
「私は手足が冷たくないから・・」
「そんなに寒がりではない」
と思っていた人が実は「冷え症」だった!?という人が結構多いらしい。「冷え症」だと自覚している人は、それなりに対処が出来るのですが、自覚がないと冷えに対する対処がおろそかで、さまざまな体のトラブルの原因になってしまいます。
今回は「隠れ冷え症」の人の特徴のひとつ「冷えのぼせ」の対処法をご紹介します。
隠れ冷え症チェックリスト
[list class=”li-check li-mainbdr main-c-before”]- 手でおなかを触ると、冷たく感じる。
- 顔が良くほてることがある。
- よくのぼせることがある。
- 冷たい飲み物をよく飲む。
- お風呂はシャワーのみでお風呂は入らない。
- 肩こりがよくある。
- 平熱が35度台。
「ほてり」は冷え症のサイン
顔がよくほてることがあるときは、「冷え症」のサインかもしれません。血行不良によって足先が「冷え症」にならないように体中が血液を巡らせようとします。足が冷えて顔がのぼせることを「冷えのぼせ」を言います。
[box class=”box33″ title=”冷えのぼせ チェックシート”]
- 手足は冷たいのに顔や頭はぼーっと熱くなる。
- 上半身はとくに寒さを感じないが、手足だけは寒い。
- とくに寒く感じないが、冷たいものを飲むとトイレが近くなる。
- 手のひらや足の裏に汗をかく
- 運動をした後に上半身だけ汗をかく。
その頭痛は「冷えのぼせ」かも!?
「冷え症」が原因になり内臓の温度が著しく下がってしまうと、体の自律神経は危険を察知します。危険を察知した自律神経は、体を温めようと、上半身に一気に血液を流します。そうすると、頭部(頭・顔)などに一気に血液が大量に流れるため、「頭痛」が起きてしまいます。
頭部に血液が集中し、末端の血管まで血液が行き渡りにくくなってしまうため手足などが冷たくなってしまいます。
「冷えのぼせ」は 負のスパイラル
「冷えのぼせ」の人の特徴は、お腹・手足は冷えているのに上半身はすぐに「のぼせてしまう」ことにあります。
これは、実際には体は冷えているのに、本人は上半身の火照りで「暑さ」を感じてしまい洋服や靴下を脱いでしまいます。しかし、実際は「冷え症」の為、余計身体が冷えていきます。そうすると、首の後ろにあるとされる自律神経が過剰に反応をしてより一層「冷えのぼせ」の状態に陥ります。この「負のスパイラル」をなくすためいくつかの対処法をしてみましょう。
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「冷えのぼせ」の対処法
首の後ろを温める(冷やさない)
「冷えのぼせ」は「冷え症」です。改善方法は全身を温めること。効率よく温めるには、首の後ろを温めましょう。そうすると、全身に血液が行き渡り身体が温かくなります。また、首の後ろを冷やすと、ここにはある自律神経が乱れてしまいより一層「冷えのぼせ」が起こってしまいます。
タートルネックなどの首の詰まった洋服は着ない。
「冷えのぼせ」の人は、上半身が火照るため蒸れて汗をかきます。その汗が「冷え」の原因になってしまうため、あまり厚着しすぎないようにしましょう。なるべくお腹・下半身を温めてください。
温かい湯をゆっくり飲む。
「冷え症」の原因は体の中が冷えていることにあります。まず、体の中から温めましょう。
[list class=”li-check li-mainbdr main-c-before”]
- 朝起きて一番最初に飲むのがおすすめです。
- 白湯(いったん沸騰したお湯を40~50度まで冷ましたお湯)を用意する。
- すするように、10分間かけてゆっくり飲んでください。
- いつもより冷えを感じるときは、若干お湯の温度を高めにしてください。
5本指の靴下をはく
足の指が1本ずつ温められると、血液の循環が良くなります。また、指の間の汗を吸収してくれるので、「冷え症」対策にもってこいです。
大きい筋肉・太い血管を温める。
大きい筋肉がある「おなか」「お尻」「太もも」「わきの下」を温めると効率よく全身に血液が循環し、体を温めることが出来ます。
ぬるめのお湯に入る(最初は半身浴から)
「冷えのぼせ」のひとは、長めのお湯に入ると体が温まる前に上半身がのぼせてしまいます。
まず半身浴で、下半身からゆっくりと温めてあげましょう。少し下半身が温まってきたと感じたぐらいから全身浴に切り替えましょう。あまりお湯の温度が暑いとすぐに火照ってしまうので、ぬるめのお湯で入るようにします。