なぜ便秘になるの??日常生活や食生活が原因

便秘は食生活が原因に

さまざまな生活スタイルが便秘の原因に

ダイエットによる食事制限ダイエットなどの食事制限は、食事量不足で大便のもとが少なくなってしまいます。

大便自体が作られない状態になります。その結果、腸の動きも悪くなってしまい便秘になり、またダイエットを繰り返すことで、便秘が慢性化してしまいます。

不溶性食物繊維の取りすぎ最近のダイエットや健康ブームで「キャベツ」や玄米食が流行っています。もちろん便秘にも野菜など不溶性食物繊維はいいのですが、腸の調子が悪いときは、腸のゼン動運動が鈍くなるため、不溶性食物繊維は、消化が出来ない繊維のため腸の溜め込んでしまい便秘の原因になります。
自律神経の乱れ夜更かしや睡眠不足が原因で、生活のリズムが崩れてくると、自律神経のバランスが崩れてきます。

実は、自律神経と、腸の動きは密接な関係があり、自律神経の乱れは、排便のリズムも崩れてきます。特に朝食を抜くと、乱れが激しくなります。

便意を我慢する。
「トイレに行く時間がない」、「学校や職場」で周りの目を気にして、便意を我慢してしまうことはありませんか?
何度も我慢を繰り返すと、排便の命令系統が崩れてしまいます。症状が進んでくると、直腸などの働きが低下してしまい、結果、便意を感じにくくなってしまいます。
運動不足運動不足によって腸の動きに係わる筋肉が低下してしまいます。結果、老廃物が腸に残り便秘の原因になります。

便意を取り戻そう!!

あなたの便意が完全に失われていない状態ならば、また便意を取り戻すことができます。

昔は、あなたにも便意が普通にあり下剤などを使わなくても毎日でも排便があったはずです。それが、朝食抜きや便意を感じるタイミングで、排便をしないことで正常な便意が起きにくくなってしまいます。

起床後20分が排便のタイミング

起床後20分が便意を感じるタイミングです。これまでに朝食をとってリラックスして便意を待ちましょう。便意を感じたら迷わずトイレへ…この便意は逃さないでください!!

水溶性食物繊維を食べよう!!

水溶性食物繊維は、水にとけるねっとりとした性質を持ちます。腸内の水分を吸収しうんちを柔らかくゆっくりと移動させて排泄機能を高めます。

果物
バナナ
りんご
いちご
キウイ
柑橘類など
海藻類寒天
昆布
わかめ
もずく など
野菜類
白菜
もやし など

オリーブオイルを摂りましょう

便秘でお腹が張っていたいときなど、便秘の症状が酷いときは、多目にオリーブオイルを摂りましょう。パンなどに塗って食べやすくすると美味しくいただけます。

オリーブオイルにはオレイン酸という成分が小腸の運動を刺激して腸を動かし「うんち」の滑りを良くし、スムーズな排便を促します。特に、オリーブオイルのなかでもポリフェノールを含むエクストラバージンオイルがおすすめです。

律神経と腸の関係

自律神経は、交感神経と副交感神経からなる、無意識状態でも動く神経です。呼吸や心臓を動かすなど、からだの活動をコントロールしています。

腸の動きも自律神経がコントロールしています。副交感神経が優位になると、腸のゼン動運動が活発になり便通がよくなります。                                    逆に交感神経が優位になると、ゼン動運動が鈍くなってしまい便秘がちになります。

1日の腸内リズムを整えよう

朝、目覚めたときは、交感神経が活動しないで副交感神経が、優位になっています。ということは、腸のゼン動運動が活発になるということです。

また、朝食を食べると、直腸反射といって便意が起きやすく交感神経が優位になっているため、胃腸の働きも低下しています。ただ、昼食によって直腸反射がおこります。朝、出なかった人はお昼でも排便のチャンスがあります。夜はなるべく胃のなかを空っぽにして寝るようにします。そのために夕食は早目に食べて、寝るまでは控えましょう。

これによって腸内に「モチリン」というホルモンが出てきます。その「モチリン 」が腸管を動かし腸内を綺麗に掃除をしてくれます。

市販の便秘薬を使うなら

便秘になると「なんとか薬を使ってでも早く出してスッキリしたい!!」と思うのは、しょうがないことです。

しかし、「下剤」は緊急避難的に使うもので、常時使うものではありません。なぜなら、便秘を治すものではないからです。毎日の排便に下剤を頼ると、腸のゼン動運動を使わなくても便意が起きるため、通常の便意を行うメカニズムが、衰えてしまいます。

不溶性食物繊維をとりすぎるとかえって便秘が悪化することも・・

便秘にはキャベツやキノコなどの野菜をたくさん食べたほうがいいと思い、取りすぎる方も多いと思います。しかし、便秘が重めの方は、キャベツやキノコなどの不溶性食物繊維をとりすぎると、かえって、便が固くなってしまい排泄しづらくなってしまい、便秘の症状を重くしてしまうことがあります。

そんな便秘が重症の方は、水溶性食物繊維がおすすめです。

水溶性食物繊維イヌリンとは

イヌリンとは、ゴボウやキクイモ、ニラなどに含まれていて、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれる水溶性食物繊維のことです。水溶性食物繊維は、体の中をゆるやかに移動するので、食前に摂取することで食べ物を食物繊維で包み込むことで穏やかに糖の吸収ができることができます。

「善玉菌」を育てることが便秘解消につながる。

腸内環境で俗にゆう「悪玉菌」が増えると便秘が発生しやすく、また肌環境や体臭にまで悪影響することが最近の研究で明らかになりました。

まず、大事なのが「善玉菌」を育てること、そうすることで、便秘解消につながり、美容や健康に直接影響が出てきます。

「善玉菌」を育て腸内フローラを整える

「善玉菌」はどのようにして育てればよいのでしょうか?そのカギはイヌリンです。イヌリンはビフィズス菌を増やし、腸内フローラを整える働きがあります。腸内フローラが正常になると、お通じが整いが便秘が解消します。

 

 おすすめ便秘薬

今、テレビや家庭の医学でも紹介され、便秘や美容・健康に注目されている「イヌリン」を高配合。

一日小さじ数杯の摂取で、善玉菌を助けることができ、腸内環境を整えるため、便秘や肥満、血糖値の上昇に効果が期待できます。

このようなお悩みありませんか?

  • 食後の血糖値・中性脂肪が気になる。
  • 運動、食事制限が苦手で長続きしない。
  • 腸内環境を整えたい。
  • 便秘がちである。
  • 最近野菜不足である。

そんな方にお勧めです。


 

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)がおすすめ

よく便秘の治療で使われたり、ダイエットなどでも注目の漢方薬です。

からだの熱を冷まし、原因を発散させる働きがあると言われています。また、からだの水分循環を改善して、便通を調える作用も期待できるということです。

おすすめ便秘薬

【漢生爽楽 防風通聖散】

  • 肥満タイプで、便秘がちの方
  • 腹部に脂肪が多い方
  • 肩こりやむくみでお悩みの方



18種類の生薬を配合

  • 防風(ぼうふう) 【薬能】    関節が痛みこわばる、偏頭痛、結膜炎、四肢がひきつれるものを治す。
  • ケイガイ 【薬能】    解熱、発汗、抗菌、止血、解毒、鎮痛、抗炎症、抗アレルギー、化膿抑制の作用に効果が期待できます。
  • 麻黄(マオウ) 【薬能】    発汗、鎮咳、喘息に効果が期待できます。
  • 薄荷(ハッカ) 【薬能】     抗菌、消臭、覚醒(ストレス)などに効果が期待できます。
  • 連翹(レンギョウ) 【薬能】解熱、解毒、化膿に効果が期待できます。熱性の疾患や化膿性の皮膚病にも用いられています。
  • ショウキョウトウキ 【薬能】冷えたからだを温める効果があります。下半身や、しもやけが出来やすい人に効果があります。頭痛、腰痛、神経痛にも用いられます。
  • 川きゅう(センキュウ) 【薬能】血液を活気つける効果をもちます。鎮静、鎮痛、補血の効果があります。
  • シャクヤクダイオウ 【薬能】便秘、しぶり腹(残便感があり、繰り返し腹痛を伴う便意を催すこと)
  • ボウショウ 【薬能」大便の固くなっているものを柔らかくする効果、宿便などを柔らかくする効果があります。
  • カンゾウ 【薬能】緊張を緩和する作用、鎮痛、鎮痙(けいれん)、解毒、鎮咳
  • ビャクジュツ 【薬能】健胃(健康な胃)、整腸、利尿の効能
  • カッセキサンシュツ 【薬能】利尿、消炎、口乾 などの効能
  • オウゴン 【薬能】下痢、腸粘膜の炎症、抗アレルギー、解毒、肝臓機能改善などの効能
  • 石膏(セッコウ) 【薬能】熱を下げ、利尿、口の乾きを止める、イライラ、ほてりをとるなと の効能
  • 桔梗(キキョウ) 【薬能】去痰、鎮咳、排膿などの効能