「フケやすい」と「フケにくい人」
世の中には「フケやすい人」と「フケにくい人」がいるのでしょうか？
私達の老化の原因はどこにあるのか、この事を知るだけでも、今後のアンチエイジングの参考になります！
10代からからすでに老化は始まっている！！
老化は目に見えないところから始まる！
一般的に身体の「老化」は、40歳ぐらいから始まってきます。この目に見える老化は、風貌の変化や足腰の弱まりなど、外見の変化や肉体の衰えが見られます。
しかし、本当の老化はもっと早く訪れます。身体の中にある細胞や組織、臓器の機能の衰えは、すでに１０代後半から始まっています。
生まれたその日から老化は始まる。
加齢による身体の衰えは、中高年だけの問題ではありません。人は生まれたその日から、退化は始まっています。
「アンチエイジング」と「ヘルシーエイジング」
みなさんは、病気にならないために、生活週間を整えたり健康診断を受けて病気になる前から予防しますよね。
老化も若い頃からの生活環境を整えることで、「フケにくい人」になることができます。
みなさん、「アンチエイジング」をがんばって実行されてるかたは、多いと思います。「アンチエイジング」とは、加齢によるシワやシミなどを外部から化粧品などを使うことによる「アンチ=加齢に逆らう」ことが主流です。
しかし、最近では、「ヘルシーエイジング」といい、加齢に逆らわず、身体の中から綺麗にし、美しく健康に、歳を取っていくという考え方があります。
「ヘルシーエイジング」は、若い頃から出来るだけ、人体に有害なものを避け、正しい生活週間を過ごすことが基本です。
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老化することは、「酸化」すること！
りんごを切ってそのままにすると、赤茶色に変色したり、鉄や油をそのまま放置すると錆び付居たり、黒く変色したりします。これを「酸化現象」といいます。
人間の老化も「酸化」が原因です。
人の体には約60兆個の細胞があります。その一つ一つの細胞がそれぞれの役割を行い生命が維持されています。この細胞は「分裂」や「再生」を繰り返し最終的には死滅していきます。
また、脳や心臓を動かす特定の細胞は、「分裂」や「再生」を行わず生まれた日からずっとそのままで働き続けます。しかし、個のこの細胞もやがて死滅していきます。
つまり老化とは、死滅した細胞や老廃物が溜まり、正常な細胞の活動が減少していくことです。その減少させる原因というのが「酸化反応」と考えられています。
体内を錆び付かせる「活性酸素」
「活性酸素」は、“細胞を酸化させ体を錆び付かせる“老化の元凶です！！
人間は呼吸をします。吸った酸素は、さまざまな細胞が利用します。
活性酸素は諸刃の剣
白血球は、細菌やガン細胞などの外敵に対して攻撃し体を守る「免疫機能」として有名ですが、攻撃する白血球の武器になるのが、「活性酸素」です。
この「活性酸素」は、免疫システムの武器になるのですが、毒性が強く体内の細胞を「酸化」させて障害をおこし、「老化」や「病気」の原因になります。
活性酸化により細胞が酸化すると
- 老化
- シミ、そばかす、たるみ
- 動脈硬化や糖尿病の原因
紫外線は代表的な「酸化の原因」
地表に降り注ぐ紫外線は代表的な酸化の原因になっています。
「虫干し」でわかる紫外線の強力な作用
天気のよいとき、布団を干したり衣類を干したりしますよね？昔から、「虫干し」といって、布団や衣類についている虫を太陽の紫外線に長時間おいて、虫を殺すという週間があります。
紫外線にさらされた虫は身体の中にある「酸化現象」がおき強い毒性によって虫が死んでしまうわけです。この現象は、人間でも例外ではありません。
人の皮膚に及ぼす影響は甚大で紫外線が皮膚に当たると皮膚の寿命を縮めシワやしみをつくって、肌の張りや潤いをなくしていきます。また、長時間、紫外線にさらされると、皮膚がんの原因にもなり注意が必要です。
皮膚の老化の８割は紫外線の仕業
紫外線が皮膚に当たるだけで酸化現象が発生し、たんぱく質や色素と反応し、細胞を攻撃します。
紫外線から身を守るために
近年オゾン層の破壊が進み、地表に届く紫外線の量が毎年増加し続けています。こうした環境のなかで紫外線から身を守るためには、日焼け止めはもちろん、帽子、サングラスをし、ビタミンＣ、Ｅといった抗酸化作用を持つビタミンを含む食物やサプリメントを積極的にとり自己防衛をとることが必要です。