アンチエイジングの最大の敵 「フリーラジカル」と「活性酸素」

「酸化」を抑えることが老化のスピードを遅くする。

アンチエイジングが注目を集める中、「フリーラジカル」や「活性酸素」という言葉を1度は耳にしたのではないでしょうか?

今回は、エイジングケアの最大の敵「フリーラジカル」・「活性酸素」についてご説明します。

酸化を促す最大の環境要因「フリーラジカル」・「活性酸素」

遺伝子を攻撃して傷を追わせる「フリーラジカル」

エイジングの原因は「遺伝子」にあった。

一時間に数千箇所!と聞くと、何を想像しますか?
実は、人間の体内の遺伝子は「一時間に数千箇所」ほぼ毎日傷ついています。

この傷ついた遺伝子は、すぐに修復されるのですが、すべてが修復されるわけではありません。少しずつですが、治らない傷が蓄積されていきます。その繰り返しにより、やがて目に見える形、つまり、加齢現象として現れてきます。

どんなに優れた働きを持つ遺伝子であっても激しい傷をおってしまえば、ますます加齢現象は進んでいきます。この傷つきやすい環境要因は、エイジングを大きく左右します。

最大の環境要因「フリーラジカル」

遺伝子を攻撃し傷を追わせる最大の環境要因といわれているのが「フリーラジカル」と呼ばれています。

この「フリーラジカル」とは、科学用語で「対になっていない電子を持っている原子や分子」と定義されています。フリーラジカルは、一般的に反応性が高く、「酸化反応」を引き起こします。

細胞や遺伝子がダメージを受けるのは、「フリーラジカル」によって体が「酸化」されるからです。

酸化された分子は「フリーラジカル」に

フリーラジカルは、「対になってない不安定な分子」なため、対になろうとしてほかの正常な原子や分子に攻撃し電子を奪って、安定しようとします。

その奪われた分子(酸化された)は、自分も「フリーラジカル」になってしまい、ほかの分子を攻撃するようになります。この、「酸化反応」は、つぎつぎと連鎖を起こします。

この連鎖こそが、老化現象の最大の原因です。

「老化現象」の最大の原因となる「酸化」って?

先程から出てくる「酸化」というものは、いったいどんなことでしょうか?

体内だけでなく、空気中にも「フリーラジカル」は、存在します。

たとえば、りんごは、切った後放置しておくと、すぐに赤く変色してきます。また、鉄や油も錆び付いたり、黒く変色してきます。

これが、「酸化現象」です。

このような「フリーラジカル」が体内で発生しているのです。

特に、体内で発生する「フリーラジカル」は、空気中の酸素などよりも、はるかに強い毒性を持ち、体を激しく酸化させます。そして、これが癌や認知症、動脈硬化などの老化の原因になっていると考えられています。

悪名高き酸素由来のフリーラジカル「活性酸素」

体内に障害を引き起こす毒性の高いフリーラジカルの中に「活性酸素」というものがあります。

活性酸素は「細胞を酸化させ体を錆び付かせる」最大の元凶

「活性酸素」には、酸素由来の毒性を持つ四種類のフリーラジカルがあります。

もともと、「活性酸素」は、細菌や癌などの外敵を攻撃するために働く白血球が酸素から作り出した武器のようなものです。その活性酸素が、外敵を攻撃して排除します。

活性酸素が酸化の原因に

活性酸素は、外敵(病原菌や細菌)を攻撃し殺します。しかし、それだけならよいのですが、さまざまな物質(細胞など)と反応し酸化現象を引き起こしていきます。

これが「老化」や「病気」の原因になります。

活性酸素には、つぎの4つの種類があります。

  1. スーパーオキシド
  2. ヒドロキシルラジカル
  3. 過酸化水素
  4. 一重項酸素

この4つの分子を活性酸素と呼んでいます。

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イジングの最強の敵「ヒドロキシルラジカル」

4つの活性酸素の中でも、一番危険なフリーラジカルといえば、「ヒドロキシルラジカル」です。この分子は、「スーパーオキシド」の数十倍のパワーを持っていて、細胞を次々攻撃します。

その力は強力で、この攻撃によって傷ついた細胞のダメージは、やがては脳や血管、臓器など、全身の機能低下となって現れてきます。

エイジングの原因は「過酸化脂質」の蓄積にあった。

細胞膜は主に脂質で出来ています。この細胞膜を「ヒドロキシルラジカル」などのフリーラジカルによって「酸化」されると、「脂質ラジカル」というフリーラジカルが生まれてしまいます。

この「脂質ラジカル」は、さらに酸素と反応して「脂質ペルオキシルラジカル」と呼ばれるフリーラジカルになってしまいます。  このフリーラジカルが、人体の細胞膜に大変に有害な「過酸化脂質」を蓄積します。

「老化」の原因はこの過酸化脂質の蓄積によるものだと考えられています。

体の酸化から守る「抗酸化酵素」

私たちの体には「抗酸化システム」が備わっています。これは、細胞を酸化させるフリーラジカルをすかさず消去してくれる機能で、「抗酸化酵素」と呼ばれる酸化反応への抵抗物質が中心です。

「酵素」というのは、体内で作られる物質で体を正常に保つために化学反応の手助けをする、タンパク質のことです。

この「抗酸化酵素」が、エイジングから体を守り体を若々しく保つために重要な抵抗物質です。

酸化を防ぐ3つの抗酸化酵素

抗酸化酵素には、次の三つがあります。

スーパーオキシド・ジスムターゼ 活性酸素のひとつ「スーパーオキシド」を一瞬のうちに無害化して過酸化水素水に変化させます。
カタラーゼ 過酸化水素水を水に変化させる物質。
GPx(グルタチオン・ペルオキシダーゼ) 過酸化脂質を分解する性質がある物質。

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加齢ともにSODは減少していく

SOD(スーパーオキシド・ジスムターゼ)によって、活性酸素(スーパーオキシド)を分解し、過酸化水素になり、水や酸素に変化し排出されます。

しかし、このSODは加齢と共に減少していきます。とくに40歳前後から低下し、フリラジカルにより傷つけられ老化が進んでいきます。