女性の足の諸悪の根源!!開帳足の治し方

帳足から始まる足の変形「巻き爪」「外反母趾」「内反尖足」

人間は2本足で立って歩くようになった時から、足には大きな負担がかかっています。足は小さな面積で体の全体重を支え、「歩いたり」、「座ったり」「立ったり」といった動作を繰り返すたびに一手に引き受けています。そのような足に、おしゃれのためとサイズが合わない靴や、ハイヒールなどを長時間履いたりすることで、多くの女性は、足に何らかのトラブルを抱えています。

足の横のアーチが崩れた「開帳足」

クリックすると拡大します。

「最近、靴がきつく感じる」ことや、「足の幅が広くなったみたい」と感じたことはないですか?それは、足のアーチが崩れているのかもしれません。

足を前のほうから見ると、通常はB~Cのように5本の指が横のアーチを形成しています。足の骨格を支えてる筋肉やじん帯が緩んでくると、このアーチが平らに横に広がり、足の幅が広がった状態になります。「開帳足」とは、この横のアーチが崩れてしまった足のことを言います。


このアーチが崩れた原因は、ハイヒール(ヒールが高い靴)が原因です。ヒールが高いと体重のバランスを取るために重心が前に移動して横アーチに大きな負荷がかかり、横アーチがつぶれてしまいます。いったん伸びたじん帯はなかなか元には戻せません。開帳足の状態でハイヒールを履いていれば、開帳足はさらに進行してしまいます。

外反母趾に「ソルボバランスウォーク」



足の裏が痛くなる

クリックすると拡大します。

歩くときに、足は縦横のアーチによって衝撃を吸収しながら歩きますが、このアーチが低下してくると、ぺたぺた歩きになり疲れやすくなります。少し足の裏を見てください。

足指の付け根の中央(中指)あたりにマメやタコが出来ていませんか?アーチがつぶれてしまうと、親指での蹴りだしがうまく出来ないので、第2指、第3指の付け根に荷重して歩くようになり、足裏のその部分に負担がかかって皮膚が固くなり、タコやマメが出来やすくなります。

中指あたりにタコやマメがある場合は「開帳足」になっている証拠と言えるのです。

クリックすると拡大します。

履いてる靴が開帳足の原因になる。

「開帳足」は、長くハイヒールを履いている人ほど、起こりやすいのが特徴です。

また、パンプスやミュールなど靴底の前のほう薄いタイプの靴を履いていると地面からの反発が大きくなり、ますます「開帳足」になりやすくなります。

開帳足になると

「開帳足」になった状態は、足の幅が広がっている状態です。その足で、つま先の細い靴を履き続けていると、指が圧迫されて母趾(親指)の変形が起きてきます。これが、巻き爪、外反母趾などのすべての足の変形を伴う原因になります。

テープを貼るだけ手軽な外反母趾用テーピングシール



開帳足を治し方

開帳足にならないためには、自分の足の状態を正しく知ることからはじめましょう。

普段から足のマッサージなどのケアをして、足にタコやマメができていないか?また、靴がきつく感じたり、歩いていて足の裏が痛くなることがあるのならば、要注意と言えます。

靴がきつくなるという事は、足の幅が広がってきた(開帳足)という事です。靴がきつくなってくると、幅の広い靴に履き替える人が多いのではないでしょうか?しかし、これはもっとも、やってはいけないことで、靴の幅が広がると、「開帳足」で広がった指はさらに横に広がり、症状が悪化していきます。そのままほっておくと、足が靴の前のほうにズレていき靴の先で足の指が圧迫されてしまいます。

こうやって「外反母趾」や「ハンマーツゥ」といった症状を招くことになります。

アーチを取り戻す

「開帳足」を治すには、アーチを取り戻すことが先決です。

靴は、足を入れたときに足全体を握られて固定されるような感じのものを選びましょう。先の細い靴やハイヒールはなるべく避けるようにします。また、靴の中に中敷きやパッドを入れて横のアーチが出来るようにします。「開帳足」が治るまでは、かかとをしっかり保持できる靴を履くようにし、パンプスやミュールなどを履く時間をなるべく短くするようにしましょう。

足裏と指を鍛える

クリックすると拡大します。

開帳足になると、足の筋肉が凝っているので、動かしたり、マッサージをおこない、筋肉を柔らかくしましょう。足指で「グー」「パー」をして、足裏や足指を鍛える開帳足の予防になります。

パンプスの選び方

足に合わないパンプスを履いていると、足が痛むだけでなく、足が変形してしまったり、それに伴って、ひざや腰を痛める原因にもなります。

身体にとって靴選びは大変重要なものになります。パンプスを選ぶ際は、気に入ったものがあったら、片方の足だけでなく、両足で靴を履いて見て少し歩いてみましょう。サイズが自分の足に合っているか?足に当たって痛いところはないか?などを確認しましょう。

また、靴の構造が悪いと、バランスが崩れてトラブルの原因になるので、必ずチェックしましょう。

「パンプス」構造チェックリスト

チェック① 後ろから見て靴のラインがまっすぐか?
チェック② 靴のヒールの中心(かかとが収まる部分)を押さえてグラグラしないか?
チェック③ つま先には余裕はあるか?
チェック④ 靴の内側や外側はしっかりしているか?
チェック⑤ シャンク(靴底の固い芯)はしっかりしているか?
チェック⑥ 靴の前にある「かえし」がちゃんと曲がるか?

なるべくパンプスは、ヒールの高さが3~4センチまでのものを選ぶようにしましょう。また、ヒールも細いピンヒールではなく、ヒールが太くとしっかししたものを選ぶようしましょう。